可能性はありますが、現段階では合併症も完治できると断定できるものではありません。糖尿病の合併症には、血管、神経、腎臓、目、心臓などの障害が関係します。糖尿病は血糖値だけの問題ではなく、全身の臓器に影響する病気です。現在の我々の研究では、糖尿病における骨髄由来細胞の異常と臓器障害について、20年以上にわたる研究報告が臓器ごとに整理しています。
研究の詳細については、「糖尿病およびその合併症における骨髄由来細胞に関するこれまでの研究報告」https://biozipcode.net/lab/achievementの研究室の論文一覧をご覧くさい。
5-ALAは、ミトコンドリア機能やエネルギー代謝を支える成分として研究されています。そのため、糖尿病の合併症に関わる血管障害、神経障害、炎症、組織修復などに対しても、将来的な応用可能性が研究対象になり得ます。5-ALAは糖尿病だけでなく、疲労、運動機能、サルコペニア、皮膚、抗炎症、中枢神経系など幅広い分野で研究されていることが紹介されることが多いです。

