
PATENTS & INTELLECTUAL PROPERTY
特許・知的財産
研究成果を守り、
次の医療へつなげる。
新しい研究成果を患者さんに届く医療へ発展させるためには、論文として発表するだけでなく、その技術を知的財産として適切に保護することが重要です。
株式会社バイオジップコードでは、糖尿病やその合併症を単なる血糖値の異常として捉えるのではなく、異常な造血幹細胞・骨髄由来細胞、エピジェネティック異常、細胞の移動などに着目した研究成果を、治療・診断・検出へ応用するための知的財産ポートフォリオを構築しています。
現在公開されている主要な国際出願には、異常幹細胞を標的とする治療、幹細胞遊走、糖尿病・合併症の治療・診断・検出、HDAC調節に関する4つのPCT国際出願ファミリーがあります
PCT国際出願または国際公開は、現在各国移行の手続き中であり、それ自体がすべての国における特許権の成立を意味するものではありません。各特許ファミリーは国・地域ごとに、出願、審査、登録、継続、分割、放棄等の状況が異なる場合があります。また、出願人・権利者についても、研究機関からの権利承継や各国移行に伴い記録が異なる場合があります。
本ページは法的な特許有効性、権利範囲、所有権、Freedom to Operateその他の法的判断を提供するものではありません。具体的なライセンス・共同開発等を検討する際には、対象国・対象特許について最新の特許記録を個別に確認します。
INTELLECTUAL PROPERTY STRATEGY
基礎研究から、治療・診断までをつなぐ知的財産。
当社の知的財産戦略は、一つの治療薬だけを保護することを目的としたものではありません。
研究で発見された病態メカニズムを起点として、
DISEASE MECHANISM(病態そのものを捉える)
異常な造血幹細胞が糖尿病や合併症に関与するという研究成果。
THERAPEUTICS(病態へ介入する)
異常幹細胞の抑制、移動、エピジェネティック状態への介入などを利用する治療技術。
DIAGNOSTICS(病態を測る)
異常細胞の存在、移動、残存などを利用した診断・検出・患者層別化。
CELL TARGETING(必要な細胞へ治療を届ける)
Biozipcode™などの細胞標的化技術と組み合わせ、将来的に診断と治療を一体化する。
という複数の技術レイヤーをつなぐことを目指しています。
ABNORMAL STEM CELL TARGETING
異常幹細胞を標的とする糖尿病治療
国際出願番号
PCT/JP2020/039044
国際出願日
2020年10月16日
国際公開番号
WO2021/075535
国際公開日
2021年4月22日
発明者
小島 秀人 / 寺島 智也 / 樫 美和子
発明の名称
異常幹細胞を標的とする糖尿病治療
Diabetes Therapy Targeting Abnormal Stem Cells
この発明は、糖尿病およびその関連疾患について、異常な造血幹細胞を治療標的とすることを中心とした技術です。
公開公報では、異常幹細胞を抑制する治療だけでなく、異常幹細胞を指標として糖尿病や関連疾患を評価する診断コンセプトも含まれています。CD106など、正常細胞とは異なる特徴を持つ異常造血幹細胞についても記載されています。
現在の、
- 糖尿病根治治療候補
- 糖尿病幹細胞バイオマーカー
- 患者層別化
につながる基礎的な知的財産の一つです。
STEM CELL MIGRATION
幹細胞遊走剤を使用した糖尿病治療
国際出願番号
PCT/JP2020/039045
国際出願日
2020年10月16日
国際公開番号
WO2021/075536
国際公開日
2021年4月22日
発明者
小島 秀人 / 寺島 智也 / 樫 美和子
発明の名称
幹細胞遊走剤を使用した糖尿病治療
Therapy for Diabetes Using Stem Cell Migration Agent
骨髄内に存在する幹細胞を単に抑制するだけでなく、幹細胞の移動・遊走という生物学的現象を利用して糖尿病病態へ介入するという治療コンセプトに関する発明です。
異常細胞が骨髄内でどのように存在し、どのように移動するのかという糖尿病幹細胞研究と深く関係する知的財産です。
TREATMENT, DIAGNOSIS & DETECTION
糖尿病および合併症の新規治療、診断および検出
国際出願番号
PCT/JP2022/008036
国際出願日
2022年2月25日
国際公開番号
WO2022/181797
国際公開日
2022年9月1日
発明者
小島 秀人 / 寺島 智也 / 樫 美和子
発明の名称
糖尿病および合併症の新規治療、診断および検出のための方法および剤
この発明では、異常造血幹細胞について、
抑制する
移動させる
存在を検出する
特定のニッチからの移動・残存を評価する
といった複数の観点を組み合わせ、糖尿病およびその関連疾患の治療・診断へ利用する技術が開示されています。
治療技術だけではなく、
- 糖尿病幹細胞バイオマーカー
- 病態評価
- 患者層別化
- 治療反応評価
- コンパニオン診断
など、現在の診断パイプラインへつながる重要な知的財産です。
HDAC REGULATION
HDAC調節剤による糖尿病ならびに合併症の治療
国際出願番号
PCT/JP2022/040140
国際出願日
2022年10月27日
国際公開番号
WO2023/074794
国際公開日
2023年5月4日
発明者
小島 秀人 / 樫 美和子
発明の名称
HDAC調節剤による糖尿病ならびに合併症の治療方法または治療剤
Method or Agent with HDAC Regulator, for Treatment of Diabetes and Complications
この発明は、血糖コントロールとHDAC調節を組み合わせることで、異常幹細胞を標的として糖尿病およびその関連疾患へ介入する治療コンセプトに関するものです。
HDACは遺伝子発現を調節するエピジェネティック機構に関係しており、糖尿病モデルで研究されてきた異常な造血幹細胞の細胞状態と深く関係しています。
2023年に『Communications Biology』で報告されたインスリン+givinostatによるSTZ糖尿病マウスの完全寛解研究とも関連する、エピジェネティック介入の知財基盤です。

BIOZIPCODE™ INTELLECTUAL PROPERTY
Biozipcode™の知的財産戦略
Biozipcode™では、特定の細胞・組織を認識する短鎖ペプチドを探索し、診断やDDSへ応用します。
この技術では、一つの特許だけではなく、
- 標的ペプチド配列
- 配列の選択・解析方法
- 標的細胞
- 診断用途
- 薬物送達用途
- ペプチドとPayloadの組み合わせ
- DDS・Vector
- 製造・評価方法
- バイオインフォマティクス
- 非公開ノウハウ・データ
など、複数の知的財産を組み合わせることが重要です。






