特許・知的財産

PATENTS & INTELLECTUAL PROPERTY

特許・知的財産

研究成果を守り、
次の医療へつなげる。

新しい研究成果を患者さんに届く医療へ発展させるためには、論文として発表するだけでなく、その技術を知的財産として適切に保護することが重要です。

株式会社バイオジップコードでは、糖尿病やその合併症を単なる血糖値の異常として捉えるのではなく、異常な造血幹細胞・骨髄由来細胞、エピジェネティック異常、細胞の移動などに着目した研究成果を、治療・診断・検出へ応用するための知的財産ポートフォリオを構築しています。

現在公開されている主要な国際出願には、異常幹細胞を標的とする治療、幹細胞遊走、糖尿病・合併症の治療・診断・検出、HDAC調節に関する4つのPCT国際出願ファミリーがあります

INTELLECTUAL PROPERTY STRATEGY

基礎研究から、治療・診断までをつなぐ知的財産。

当社の知的財産戦略は、一つの治療薬だけを保護することを目的としたものではありません。

研究で発見された病態メカニズムを起点として、

DISEASE MECHANISM(病態そのものを捉える)
異常な造血幹細胞が糖尿病や合併症に関与するという研究成果。

THERAPEUTICS(病態へ介入する)
異常幹細胞の抑制、移動、エピジェネティック状態への介入などを利用する治療技術。

DIAGNOSTICS(病態を測る)
異常細胞の存在、移動、残存などを利用した診断・検出・患者層別化。

CELL TARGETING(必要な細胞へ治療を届ける)
Biozipcode™などの細胞標的化技術と組み合わせ、将来的に診断と治療を一体化する。

という複数の技術レイヤーをつなぐことを目指しています。

ABNORMAL STEM CELL TARGETING

異常幹細胞を標的とする糖尿病治療

国際出願番号
PCT/JP2020/039044

国際出願日
2020年10月16日

国際公開番号
WO2021/075535

国際公開日
2021年4月22日

発明者
小島 秀人 / 寺島 智也 / 樫 美和子

発明の名称
異常幹細胞を標的とする糖尿病治療
Diabetes Therapy Targeting Abnormal Stem Cells

この発明は、糖尿病およびその関連疾患について、異常な造血幹細胞を治療標的とすることを中心とした技術です。

公開公報では、異常幹細胞を抑制する治療だけでなく、異常幹細胞を指標として糖尿病や関連疾患を評価する診断コンセプトも含まれています。CD106など、正常細胞とは異なる特徴を持つ異常造血幹細胞についても記載されています。

現在の、

  • 糖尿病根治治療候補
  • 糖尿病幹細胞バイオマーカー
  • 患者層別化

につながる基礎的な知的財産の一つです。

STEM CELL MIGRATION

幹細胞遊走剤を使用した糖尿病治療

国際出願番号
PCT/JP2020/039045

国際出願日
2020年10月16日

国際公開番号
WO2021/075536

国際公開日
2021年4月22日

発明者
小島 秀人 / 寺島 智也 / 樫 美和子

発明の名称
幹細胞遊走剤を使用した糖尿病治療
Therapy for Diabetes Using Stem Cell Migration Agent

骨髄内に存在する幹細胞を単に抑制するだけでなく、幹細胞の移動・遊走という生物学的現象を利用して糖尿病病態へ介入するという治療コンセプトに関する発明です。

異常細胞が骨髄内でどのように存在し、どのように移動するのかという糖尿病幹細胞研究と深く関係する知的財産です。

TREATMENT, DIAGNOSIS & DETECTION

糖尿病および合併症の新規治療、診断および検出

国際出願番号
PCT/JP2022/008036

国際出願日
2022年2月25日

国際公開番号
WO2022/181797

国際公開日
2022年9月1日

発明者
小島 秀人 / 寺島 智也 / 樫 美和子

発明の名称
糖尿病および合併症の新規治療、診断および検出のための方法および剤

この発明では、異常造血幹細胞について、

抑制する
移動させる
存在を検出する
特定のニッチからの移動・残存を評価する

といった複数の観点を組み合わせ、糖尿病およびその関連疾患の治療・診断へ利用する技術が開示されています。

治療技術だけではなく、

  • 糖尿病幹細胞バイオマーカー
  • 病態評価
  • 患者層別化
  • 治療反応評価
  • コンパニオン診断

など、現在の診断パイプラインへつながる重要な知的財産です。

HDAC REGULATION

HDAC調節剤による糖尿病ならびに合併症の治療

国際出願番号
PCT/JP2022/040140

国際出願日
2022年10月27日

国際公開番号
WO2023/074794

国際公開日
2023年5月4日

発明者
小島 秀人 / 樫 美和子

発明の名称
HDAC調節剤による糖尿病ならびに合併症の治療方法または治療剤
Method or Agent with HDAC Regulator, for Treatment of Diabetes and Complications

この発明は、血糖コントロールとHDAC調節を組み合わせることで、異常幹細胞を標的として糖尿病およびその関連疾患へ介入する治療コンセプトに関するものです。

HDACは遺伝子発現を調節するエピジェネティック機構に関係しており、糖尿病モデルで研究されてきた異常な造血幹細胞の細胞状態と深く関係しています。

2023年に『Communications Biology』で報告されたインスリン+givinostatによるSTZ糖尿病マウスの完全寛解研究とも関連する、エピジェネティック介入の知財基盤です。

バイオジップコード

BIOZIPCODE™ INTELLECTUAL PROPERTY

Biozipcode™の知的財産戦略

Biozipcode™では、特定の細胞・組織を認識する短鎖ペプチドを探索し、診断やDDSへ応用します。

この技術では、一つの特許だけではなく、

  • 標的ペプチド配列
  • 配列の選択・解析方法
  • 標的細胞
  • 診断用途
  • 薬物送達用途
  • ペプチドとPayloadの組み合わせ
  • DDS・Vector
  • 製造・評価方法
  • バイオインフォマティクス
  • 非公開ノウハウ・データ

など、複数の知的財産を組み合わせることが重要です。

研究実績

研究実績

長年にわたり蓄積してきた糖尿病、造血幹細胞、細胞標的化などの研究成果を、論文・特許・学会発表として紹介します。

主要論文

糖尿病幹細胞、糖尿病合併症、完全寛解研究など、当社の研究開発の基盤となる主要な学術論文をご紹介します。

特許・知的財産

糖尿病治療、診断、異常幹細胞、Biozipcode™など、研究成果を社会実装へつなげる知的財産の取り組みをご紹介します。

動画・講演・発表情報

研究紹介動画、学会発表、講演、セミナーなどを通じて、バイオジップコードの研究成果や取り組みをご紹介します。