
MEDICAL & RESEARCH DISCLAIMER
医療・研究に関する免責事項
研究の可能性と、
現在確認されている事実を、正しくお伝えするために。
株式会社バイオジップコード(以下「当社」といいます。)は、研究成果を社会へ届ける企業として、科学的な発見、その意義、現在の到達点および今後の課題を適切に伝えることを重視しています。
本サイトには、研究仮説、基礎研究、前臨床研究、ヒトを対象とする研究、研究開発中の技術および将来の開発構想に関する情報が含まれます。
これらを、すでに利用できる診断法や治療法と区別してご理解いただくため、医療・研究情報の位置づけと、ご利用に当たっての注意事項を以下に定めます。
本サイトは、患者さん個人に対する診断、治療、処方その他の医療上の助言を提供するものではありません。
MEDICAL & RESEARCH DISCLAIMER
医療・研究に関する免責事項
1.本サイトの医療・研究情報について
本サイトの医療・研究情報は、当社および共同研究者の研究開発について、科学的背景、研究成果、技術の仕組み、開発状況等をご紹介することを目的としています。
対象となる情報には、研究・技術ページ、パイプライン、論文解説、ニュース、図表、動画、講演資料、ダウンロード資料等が含まれます。
研究内容や候補技術を掲載していることは、その診断・治療を一般の方へ提供していること、または特定の患者さんに適していると判断していることを意味しません。
本サイトの閲覧、お問い合わせ、資料請求によって、当社または掲載されている研究者・医師との間に診療関係が成立するものでもありません。
2.診断・治療に関する判断について
ご自身の症状、検査結果、治療内容、医薬品の使用等については、担当医や薬剤師等の医療専門職にご相談ください。
本サイトの情報を理由として、処方されているインスリンやその他の医薬品を自己判断で中止・減量・変更したり、必要な受診や治療を延期したりしないでください。
研究で用いられた薬剤、用量、投与期間、併用方法等の記載は、患者さんご自身で実施するための手順や推奨ではありません。動物実験の条件や他の患者さんの事例を、ご自身の治療へそのまま当てはめないようお願いいたします。
当社のお問い合わせ窓口は、緊急の医療相談や救急対応を行う窓口ではありません。急な症状や体調の悪化がある場合は、当社からの返信を待たず、医療機関や地域の救急窓口へご相談ください。
3.研究の段階と、その結果から分かること
本サイトでは、研究成果を一律に「未検証」と扱うのではなく、どの対象について、どの方法で、何が確認されたのかを区別してご紹介します。
基礎研究・前臨床研究
細胞、動物、組織モデル等を用いた研究は、病態の理解や治療候補の評価に重要な情報を提供します。ただし、その結果だけで、ヒトにおける有効性や安全性が確認されたことにはなりません。
例えば、2023年に『Communications Biology』へ掲載されたインスリンとHDAC阻害剤givinostatの併用研究は、STZ誘導糖尿病マウスを対象とした研究です。治療終了後の正常血糖維持等が報告されていますが、ヒトの糖尿病に対する治療効果を実証した臨床試験ではありません。
ヒト検体研究・探索的なヒト研究
患者さんの血液や組織、臨床情報等を用いた研究では、疾患と特定の細胞・分子との関連が示される場合があります。
しかし、関連が認められたことだけで、その細胞が疾患の原因であること、測定によって診断できること、またはその細胞へ介入すれば治療できることまでが証明されるわけではありません。ヒト検体の解析と、患者さんへ治療候補を投与する臨床試験も区別します。
臨床試験と承認審査
ヒトを対象とする臨床試験で結果が得られた場合も、対象患者、比較条件、症例数、評価項目、観察期間等に応じて解釈する必要があります。
また、治験は承認申請に用いる有効性・安全性等のデータを収集するための試験であり、治験の開始や実施自体が製造販売承認を意味するものではありません。承認審査では、品質、薬理、薬物動態、毒性、臨床成績等が評価されます。
計算解析・AI・シミュレーション
計算解析やAIによる予測、シミュレーション、概念図等は、仮説の形成や研究結果の理解を支援するために用いるものです。当社は、予測結果と実験で確認した結果を区別し、予測だけをもって診断性能や治療効果が確認されたものとは扱いません。
4.「糖尿病幹細胞」という表現について
本サイトにおける「糖尿病幹細胞(Diabetes Stem Cells:DSC)」は、当社および共同研究者が、糖尿病やその合併症の病態との関係を研究している異常な造血幹細胞・前駆細胞等を説明するために用いる研究上の呼称です。
この呼称は、一般の糖尿病診療で用いられる確立した診断カテゴリーとしてご案内するものではありません。また、すべての糖尿病や合併症が同一の細胞機序によって生じると断定するものでもありません。
研究を紹介する際は、マウスで同定された細胞集団、ヒト末梢血で解析された候補細胞集団、今後検証する治療標的を区別します。
なお、「幹細胞」という言葉を使用していることは、患者さんに対する幹細胞移植や、研究対象以外の正常な造血幹細胞の除去を推奨することを意味しません。
5.「完治」「完全寛解」「根本治療」等の表現について
本サイトで使用する「完治」「完全寛解」「根本治療」「病態修飾」等には、原著論文における表現や、当社が目指す研究開発上の目標が含まれます。
特定の動物研究において「完全寛解」と表現されている場合は、その研究で設定された条件と観察期間に基づく結果としてご理解ください。生涯にわたり再発しないことや、ヒトでも同じ結果が得られることを意味しません。
ヒトの2型糖尿病に関する国際的な合意文書では「寛解」という用語が用いられていますが、寛解後も再発や合併症に関する経過観察が必要とされています。血糖状態の改善や寛解は、すべての合併症の消失や、今後の診療が不要になることと同じではありません。
また、「細胞の記憶」「細胞リセット」等の表現は、研究概念を説明するための比喩を含みます。患者さんの細胞状態を確実かつ永久に正常化できるという意味ではありません。
6.バイオマーカー・検査技術に関する情報
当社が紹介する糖尿病幹細胞関連のバイオマーカー研究には、ヒトを対象として公表された成果も含まれます。2026年には、末梢血CD34陽性細胞の一部の集団を、2型糖尿病に関連する候補細胞バイオマーカーとして検討した論文が公表されています。
一方、候補バイオマーカーとしての研究成果と、診療に利用できる検査の確立は区別します。
細胞集団の割合や特定のマーカーに差が認められたことだけで、個人の糖尿病の有無、重症度、治療適応、寛解、再発リスク等を判断できるとは限りません。治療によって測定値が変化した場合も、その変化を患者さんの臨床的な利益の代わりとして当然に扱うことはしません。
本サイトで研究用として紹介する試薬、細胞捕捉技術、解析サービス、測定装置等は、診断や治療選択への使用を認めた製品としてご案内するものではありません。臨床用途への展開に当たっては、目的に応じた性能評価と必要な手続きを別途確認します。
コンパニオン診断への応用についても、特定の治療薬との関係、患者選択における有用性等を検証すべき開発目標として扱います。
7.Biozipcode™・細胞標的化・組織再生に関する情報
Biozipcode™に関する「細胞の住所」「必要な細胞へ届ける」といった表現は、特定の細胞や組織を認識するペプチドの研究コンセプトを説明するものです。京都大学との共同研究でも、短鎖ペプチドを用いた細胞標的化と、その診断・治療への応用が研究目的とされています。
これらの表現によって、あらゆる患者さんや条件において、目的の細胞だけに完全に結合すること、すべての薬剤を送達できること、または副作用が生じないことを保証するものではありません。
当社は、候補ペプチドの結合、体内分布、細胞内への移行、薬理作用、安全性等を別々の評価事項として扱います。あるペプチドや製剤で得られた結果を、別の配列、薬剤、キャリア、疾患へ自動的に当てはめることはしません。
がん細胞標的化や組織再生についても、腫瘍への集積や細胞の接着が確認されたことと、患者さんでの治療効果、機能回復、瘢痕の抑制等が確立したことを区別して説明します。
8.5-ALA・既存医薬品・食品に関する情報
本サイトでは、5-ALA、HDAC阻害剤、インスリンその他の物質・医薬品に関する研究を紹介する場合があります。
その際は、物質や成分に関する研究、個別製品の承認された用途、当社が検討する新しい用途を区別します。
5-ALAには糖代謝に関するヒト研究がありますが、例えば2013年の研究は、5-ALAリン酸塩と鉄の併用による糖代謝指標を検討したものであり、糖尿病幹細胞を標的とする完全寛解治療を検証したものではありません。
また、5-ALA塩酸塩を用いた医薬品には、がん組織の術中可視化を目的とする承認用途があります。このことを、糖尿病の治療や完全寛解について承認されているという意味で紹介することはありません。
既存の医薬品や成分に関する安全性・有効性の情報を、新しい用途、投与方法、製剤、併用条件へそのまま置き換えて説明することもありません。givinostatを用いた研究結果を、5-ALAやBiozipcode™を組み込んだ別の候補製品の薬効実績として扱うことはしません。
食品・サプリメントと医薬品は、本サイト上でも区別します。食品としての販売実績や「体内にも存在する成分」という説明を、疾患治療効果や、どのような摂取条件でも安全であることの根拠とはしません。
9.開発段階・承認・提供可能性について
本サイトで研究開発段階として紹介する治療候補、バイオマーカー、細胞標的薬、再生材料等は、その研究用途について、承認済みの治療・診断としてご案内するものではありません。
学術的な前臨床PoCが得られていることと、治験開始に必要な非臨床・製造・品質等の準備が完了していることは同じではありません。 また、当局相談、治験計画の届出、倫理審査、試験登録、製造販売承認は、それぞれ目的と位置づけの異なる手続きです。
開発段階を表示する際は、プラットフォーム全体の研究実績と、個別の候補製品の進捗を区別します。
今後の開発時期、臨床試験、承認申請、製品化、保険適用等に関する記載は、研究結果や関係機関との協議等によって変更される可能性があります。掲載した予定は、その実現や一般提供の開始を約束するものではありません。
海外の研究・医療に関する情報も、対象国、製品、用途および実施条件を明示して取り扱います。ある国での研究実施や承認を、他の国でも同じ条件で提供できる根拠として扱うことはしません。
10.臨床研究・治験への参加について
本サイトの一般的な研究紹介や開発構想の掲載は、それ自体で臨床研究・治験への参加募集や、未承認治療の申込み受付を意味するものではありません。
参加募集を行う場合は、研究の種類と実施地域に応じた必要な手続きを確認し、研究名、実施機関、対象条件、募集状況、連絡先等を、個別の案内で明示します。
研究への参加可否は、試験計画で定める条件や担当医等の判断に基づき確認されます。治験では、目的、方法、予測される利益と不利益、参加しない場合の治療法等について説明を受け、ご本人の自由な意思による同意が必要です。参加しないことや、参加を取りやめることを理由に、不利益な取り扱いを受けないことも説明されます。
本サイトの閲覧、資料請求、お問い合わせをもって、研究参加や検体・診療情報の利用に同意したものとは扱いません。
また、当社への寄附、研究支援、出資、商品購入等によって、治療を受ける権利や研究参加の優先権が付与されるものではありません。
11.論文・動画・図表・外部記事の読み方
本サイトでは、査読済み論文、プレプリント、学会発表、研究紹介動画、報道記事等を紹介する場合があります。当社は、これらの資料の種類と発表時点を区別して表示します。
査読済みであることは、掲載された研究を読むうえで重要な情報ですが、すべての結果が独立した研究で再現されていることや、診療での利用が承認されていることを意味しません。プレプリントや学会発表については、その時点の公開形態と検証状況が分かるように案内します。
論文の要約や翻訳は原著に代わるものではありません。図表・イラスト・CG・概念図等も、研究モデルの説明である場合と、実測データである場合を区別します。
外部記事や過去の動画に「完治」等の表現が含まれる場合も、タイトルだけで研究の到達点を判断せず、対象、方法、研究段階をご確認ください。当社は、外部資料を紹介する際も、現在の研究状況との違いや誤解を生じ得る点について、必要な補足を行う方針です。
12.共同研究先・研究者・特許等の表示について
大学、医療機関、研究者との共同研究や連携は、それぞれの研究活動における関係を示すものです。当社が紹介するすべての治療候補、事業、商品・サービスを、その機関や研究者が保証・推奨していることを意味しません。
京都大学 生命情報開拓講座は、京都大学に設置された研究組織であり、当社とは別の組織です。京都大学の公式情報には、当社が共同研究先として掲載されています。
また、論文掲載、特許出願・登録、研究助成、共同研究契約等の事実を、患者さんに対する治療効果の保証として用いることはありません。
研究費、報酬、役員・株式等の利害関係の管理と開示については、利益相反・透明性方針でご案内します。
13.情報の更新と当社の責任について
医療・研究情報は、新しい研究結果、論文の訂正、承認状況、安全性情報等によって更新される場合があります。過去のニュース、動画、講演資料、PDF等には、発表当時の情報が含まれます。
当社は、出典、発表日、研究対象、研究段階等を確認し、誤解を招く記載や重要な変更を把握した場合は、必要に応じて訂正、補足または掲載の見直しを行います。
掲載情報が個々の患者さんの状況に適合することや、特定の診療・研究・開発上の判断に十分であることを保証するものではありません。専門的な判断に際しては、原資料や最新の公的情報、個別の説明等もご確認ください。
本免責事項は、当社が法令上負う責任を一律に免除するものではありません。 また、研究参加者の権利、説明・同意に関する手続き、健康被害への対応その他の義務を、本サイトの記載だけで制限するものではありません。
関連するポリシー
掲載資料の著作権、引用・転載、リンク、事業・資本提携に関する情報および一般的なサイト利用条件については、サイトポリシーをご確認ください。
お問い合わせ等に伴う個人情報は、プライバシーポリシーに基づいて取り扱います。研究参加者の情報や検体については、研究ごとの説明文書と適用される手続きに従います。
サイトポリシーを見る
プライバシーポリシーを見る
利益相反・透明性方針を見る
お問い合わせ
掲載する医療・研究情報の出典、研究段階、表現等についてご質問がある場合や、記載の誤りにお気づきの場合は、当社のお問い合わせ窓口へご連絡ください。
対象ページや資料名、ご確認になりたい内容をお知らせください。初回のお問い合わせには、診療記録、検査結果、患者さんを識別できる情報等を添付しないようお願いいたします。
なお、個別の診断、治療方針、処方、緊急の症状への対応については、医療機関へご相談ください。
制定日:2024.04.01
最終改定日:2026.09.22








